2012年5月10日木曜日

西都原古墳群


本館所在地の近辺のご紹介!

第一回目は西都原古墳群です。http://inoues.net/ruins/saitobaru.html
解説が解りやすかったので、こちらのサイトより引用させて頂きました。
より詳しい内容は、上記のサイトで確認出来ます。
 

【西都原古墳群 】
 
 宮崎県西都(さいと)市 にある「西都原古墳群」は、大きく3つの古墳群に分かれた広大な古代の奥津城(おくつき:墓場である。市街西方の東西2.6Km、南北4.2Kmにおよぶ広大な台地上には、4~7世紀に造られた大小300余りの古墳が点在している。その大部分は小さな円墳からなり、直径1~2mから4~5mのものが大部分を占めているが、勿論前方後円墳や方墳など、我が国で知られている古墳の形式としては、山陰の四隅突出型古墳を除き、全てある。現在までに判明している古墳の数は、前方後円墳31基、円墳279基、方墳1基、地下式横穴墓11基、横穴墓12基となっている。

 西都原古墳群の中で最大のものは、天孫「ニニギの尊」の御陵といわれている全長219mの巨大な前方後円墳(学会では帆立貝形古墳もしくは円墳とする説が有力)である男狭穂塚(おさほづか)と、「ニニギの尊」のお妃である木花開耶姫(コノハナノサクヤヒメ)の墓と言われる、同じく前方後円墳、女狭穂塚(めさほづか:全長174m)である。現在この二つの古墳は「陵墓参考地」に指定され、宮内庁の管轄下に置かれており一般人が立ち入ることはできない、うっそうとした森である。女狭穂塚の前方部が、男狭穂塚の前方部に食い込んだような形で築造されている。

 この他、この古墳群には我が国でもここでしか出土していない「子持ち家型埴輪」を持った「169号墳」や、西都原古墳群の中では唯一横穴式石室を有する、6世紀後半~7世紀始めに築造された鬼の窟(おにのいわや)古墳などがあり、我が国の
古墳文化を考える上では貴重な古墳群である。また日本神話に言う「日向の国」をこの古墳群と対比させてその実証を試みる論考も多い。現在この古墳群は、文化庁の風土記の丘施策に則って、我が国第一号の「西都原風土記の丘」として国の特別史跡公園に指定されており、公園内には「西都原資料館」や「古代生活体験館」、再現された古墳時代の住居などがあり、古代の雰囲気にどっぷり浸れるようになっている。


西都ガイダンスセンター このはな館
こちらでボランティアガイドの流暢な説明が聞けます。
お越しの際は、ご利用してみてはいかがでしょう。
http://www.saito-kankou.com/konohanakan/

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